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奈良・五條「柿の収穫」

先週末の土曜日、柿の収穫でした。
久しぶりの畑の日記となりましたが、今春の柿の写真とともにご紹介します。
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まず、柿の栽培管理について。
収穫が終わった12月~3月頃に「剪定」
病害虫の侵入した枝を切ったりすることで防除したり、乱雑に伸びた枝を整理することで作業効率が上げたり、樹木の勢い(樹勢)を整えたり、来年の着果量を調整する意味があります。
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ようやく温かくなってきた3月~4月ごろに、虫に食われた枝の被害拡大を防ぐために、「皮削り」の作業が、始まります。

次に4月下旬~6月下旬にかけて、「摘らい」という作業にかかります。
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柿のつぼみを間引く作業になります。
「摘らい」は、全て手作業。
この時期のつぼみは、とても柔らかいので指で押すだけで、すぐ折れ曲がります。
うっかり枝ごと折ってしまうこともあるほど、つぼみだけでなく枝も柔らかいです。
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この「摘らい」の大事な作業が終わってから、ミツバチを放して受粉させていきます。

そうすると、夏ごろには小さい青々とした実がつきます。
その時に「摘果」という柿をより大きく、よりおいしくするために落としていく慎重な作業になります。

こちらは、去年の収穫で残った時の柿のへたの部分。
思わず、パシャっと記念に一枚。
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そして、季節は秋になり、収穫です。
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一面新緑だった光景も、綺麗な橙色。
大きな柿が実ってます。
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果実を傷つけないように1個、1個、丁寧に手作業となります。

言うまでもありませんが、みずみずしい甘さが口いっぱいに広がる美味しさです。

畑日記、番外編に続く・・・
by nori-mono | 2009-11-21 19:57
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